出産祝いののし袋の書き方など表書きや名前や連名を解説

出産祝いののしの書き方について

お祝いのマナーについて

表書きは墨をつけて筆で書くのがマナーです。「毛筆」「筆ペン」を使って書きます。

万年筆やボールペン、フェルトペンなどは避けましょう。

時期について

出産祝いの品を渡すのは、「お七夜」と言われる、赤ちゃんの誕生7日目に持参するのがしきたりでした。

しかし、現在はほとんどの人が病院で出産する為、退院後2~3週間過ぎた時期、産婦の疲れがとれたころに持参、または宅配便で送ります。

なお、出産祝いは、必ず出産の報告を受けてから贈るようにしてください。妊娠の報告を聞くと、いち早くお祝いしたくなるものですが、不幸にして流産や死産となった場合に、お祝いを贈るのはたいへん失礼になります。

たとえ予定日を知っていても、母子ともに無事の報告を受けるまでは、むやみに連絡をしたり、お祝いを贈ったりすることは控えてください。

また、出産の知らせを聞いたら、電話でお祝いの言葉を家族の人に伝えてもらい、後日、お祝いの品を贈ってもよいでしょう。

金額の相場について

出産祝いに商品券や現金を贈る場合の金額の目安です。贈る側の立場や年齢により、若干金額が変わってきますのでご注意ください。

お祝いの一覧について

☆親から子供への金額の相場

親の相場・・・3万~5万(親の年齢は関係ありません)

☆兄弟・姉妹への金額の相場

贈る相手との関係・・・20代の金額の目安・・・30代の金額の目安
兄弟・姉妹の相場・・・1万~2万円・・・1万~2万円

贈る相手との関係・・・40代の金額の目安・・・50代以上の金額の目安
兄弟・姉妹の相場・・・3万円程度・・・3万円程度

☆親戚・親類への金額の相場

贈る相手との関係・・・20代の金額の目安・・・30代の金額の目安
親戚・親類の相場・・・5千~1万円・・・7千~1万円

贈る相手との関係・・・40代の金額の目安・・・50代以上の金額の目安
親戚・親類の相場・・・1万~1万5千円・・・2万~3万円

☆友人への金額の相場

贈る相手との関係・・・20代の金額の目安・・・30代の金額の目安
友人の相場・・・5千~1万円・・・5千~1万円

贈る相手との関係・・・40代の金額の目安・・・50代以上の金額の目安
友人の相場・・・1万~1万5千円・・・5千~1万円

水引、表書き、名前の書き方について

出産祝いに現金や商品券を贈る場合の祝儀袋の表書きや名前の書き方になります。

水引:紅白の蝶結び

のし:あり

表書き/上書き:「御出産」「祝 御出産」など

表書き/姓名:上書きよりやや小さめの字でフルネーム

出産祝いののし

夫婦連名での名前の書き方について

夫はフルネームで、妻は名前だけを夫の位置に揃えて書きます。

出産祝いののし:夫婦連名での書き方

3名までの連名での名前の書き方について

水引:紅白の蝶結び

のし:あり

表書き/上書き:「御出産」「祝 御出産」など

表書き/名前:3名までの連名の場合↓

出産祝いののし:3名までの連名の書き方

氏名を真ん中に書きます。右から左へ、目上の人から順に書きます。友人たちで贈る場合はアイウエオ順に。3名まではこの書き方にします。

4名以上での連名の名前の書き方について

水引:紅白の蝶結び

のし:あり

表書き/上書き:「御出産」「祝 御出産」など

表書き/名前:4名以上の連名の場合↓

出産祝いののし:4名以上での連名の書き方

代表者の氏名と左下に小さく「外一同」と書き、別紙に全員の名前を書いて中包みに入れます。

中袋の書き方について

表側:中央に金額を書きます。ただし、市販のもので金額の記入欄がある場合はそこに書きます。算用数字ではなく、漢字を用いましょう。

裏側:住所と氏名を書きます。こちらも記入欄があればそこに書きます。

中袋の書き方

金額の書き方:金額は漢数字で書きます。表記は正式でも略式でも構いません。

正式・・・略式

金 伍阡圓・・・金 五千円

金 壱萬圓・・・金 一万円

金 弐萬圓・・・金 二万円

金 参萬圓・・・金 三万円

金 伍萬圓・・・金 五万円

金 拾萬圓・・・金 十万円

お金の入れ方について

のし袋に入れる現金は、封筒に入れるか中袋に包みます。市販ののし袋で中袋がついていないときは、半紙か奉書紙で包むと丁寧です。

中袋を上包みから外すときは、水引をかけたまま上包みの下から引き抜きます。水引は一度外すとかけ直すのが難しいので、お金を入れて金額や氏名を記入したらそのまま下側から入れて戻すと袋がよれたりしません。

内祝いののしの書き方について

水引:紅白の蝶結び

のし:あり

表書き/上書き:「内祝」

表書き/名前:子どもの名前で(読みにくい場合はふりがなもつける)

内祝いの時期について

出産祝いをいただいた人へのお礼は、生後1か月のお宮参りの前後に内祝いとして贈ります。

「冠婚葬祭 つきあいとお金」より

「冠婚葬祭実例大事典」より

「お金を包む 心を包む」より

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